【盲点】長期的に稼ぎ続けるためのマーケティングや仕組み化や外注化よりも大事なもの

こんにちは、はやぶさです。

 

ビジネスで一番大切なことはなんだと思いますか?

 

 

今回は「【盲点】マーケティングや仕組み化よりもずっとずっと大事なものを忘れてはならない」とテーマで話します。

 

 

「ビジネスで長期的に稼ぎ続けるためには何が必要だと思う?」と聞かれれば、おそらく少しでもビジネスをかじったことがある人なら、

  • ビジネスの仕組み化ですね
  • セールスを不要にするマーケティングです
  • 広告を使ってレバレッジをかけること
  • 外注化だ。自分がやらない方がいいことは誰かにやらせた方がいい
  • 成約率の高いセールスです。集客しても成約しなければ意味ないです

などという答えが返ってくることが多いです。

 

もちろん、それはその通りではあります。

 

社長たる経営者である起業家は、自分の労働時間や作業している時間を減らして、自分の知識や経験をつけたり、新しいビジネス着想を得るために人とあったりすることが重要だからです。

 

また、広告を使ってレバレッジをかけたり、成約率の高いLPやレターを作ることも大事ですよね。

 

 

しかし、それ以前にそもそも忘れてはならないことがあります。

 

これは当たり前であり、だからこそ意外な盲点なのですが、これを考えずしてビジネスの成功は難しいと言えるものです。

 

この部分を忘れてしまって、仕組みやマーケティングばかり意識してしまうと、短期的には稼げても、長期的に安定したビジネスを行うのは難しいと言えます。

 

というわけで、今回は仕組み化やマーケティング以上に重要なそれについて、お伝えしていきましょう。

 

マーケティングや仕組み化よりもずっとずっと大事なこととは?

それは「お客さん(顧客)の成功」です。

 

 

お客さんの成功の定義はここでは簡単に考えて、

  • 見込み客が、その商品を買って、理想の状態に行けること
  • 顧客がその商品によって、満足した状態になること

だと考えてみてください。

 

めっちゃ簡単に言えば、「商品を買ったお客さんに喜んでもらえたかどうか」ということであり、俗っぽい言い方をすれば、お客さんの笑顔とも言えます。

 

 

そもそもの話、「〇ヶ月で、月収〇〇万円稼げた!」と言っている人は多いですが、そのお金はどこから来るか考えたことがあるでしょうか?

 

当然ですが、自分のお客さんからです。

 

誰かが持っている大切なお金が、自分の元に来るから、自分が稼げているわけです。

 

 

では、その人はなぜお金を払ったか?

 

 

それは、自分がこの商品を購入することで成功できると信じたからです。

 

 

成功するとなると言い過ぎかもしれませんが、その販売者や発信者の商品・サービスを購入することで、今の苦痛な状態から抜け出せると思ったからです。

 

例えば、

  • ダイエット商材なら、痩せると信じた
  • 副業系の商材なら、稼げると信じた
  • 転職系のサービスなら、希望する転職先が見つかると信じた

などがそうです。

 

もちろん、「月収〇〇万円稼げました!」という主張は、もちろんビジネスとして素晴らしいことです(そもそも、資本主義の中では利益を追求することが正義だから)。

 

が、それはただ自分視点でしか語ってなくて、極端な話、顧客からしたら死ぬほどどうでもいいんです。

 

「自分が買った商品を販売している個人や会社がどんだけ稼いでいるか?」は、購買時の一要因にはなり得ても、本質的に顧客に求められている価値ではありません

(稼げているということがブランドになり、そのブランドから商品を購入することそのものが価値になっていることもありますが)

 

 

売り手の目線ではなく、顧客視点でみた時に、「本当に顧客は成功しているのか?」を考えなければなりません。

 

実際、ビジネス系の商品では、「仕組みを作って不労所得を得る方法」や「マーケティングの本質を教える企画や教材」は多いですが、「お客さんに喜ばれる商品の作り方」のような企画や教材はほとんどありません。

 

ほとんどが、売り手視点で見ていかに稼げるようになるか?というような商材しかないわけです。

※もちろん、こういうコンセプトの企画がダメなわけではありません。

 

まぁ、実際、どちらの商品が売れるか?と言われれば、顧客を成功させよう!というコンセプトの商品よりも、楽して儲けよう!という商品の方が一般的な受けはいいので、仕方ない部分もありますが・・・

 

 

「ビジネスは価値と価値の交換だ!」という人も多いですが、価値の交換であるならば、その対価として顧客には成功しせなければならないわけです。

 

決して自分だけが稼げたからビジネスで成功したとは言えないと僕は思っています。

 

だから、僕たちマーケターは、仕組みやマーケティングを駆使して商品を売ることよりも、何よりも大前提として、お客さんの成功に目を向ける必要があるのです。

 

顧客の成功なんて知るか! 自分さえ稼げればいいんだ!と思っているのなら・・・

とは言え、ここまで説明すると、「そんなもの知るか!ビジネスは弱肉強食だ。いかに自分が大きく稼ぐことが一番大事なんだよ!」と思う人もいるかもしれません。

 

実は、僕自身も昔はそう思ってました。

 

「顧客の成功って何? 売ったらあとはその人がどうなろうが本人次第でしょ」という感じだったのです。

 

ただ、それだとビジネスが続かないんですよ。

 

 

僕は、別メディアでビジネス系の発信をしているメディアでコンサルティングの提供やオススメ教材をアフィリエイトしていました。

 

しかし、「購入者の全員が成功できたか?」と言われればそんなことはありませんでした。

 

特に、コンサルティング契約を結んでも、全然連絡してこなかったりして、こちらから「困っている点があったら相談に乗るので、いつでも連絡くださいね!」と何度も言っているにも関わらず全然連絡がなく、結果的に思うような結果が出ずにコンサルティング期間が終わった人が何人もいます。

 

(今思えば、コンサルティング契約の前にやる気があるかどうかなど審査するべきでしたが^^;)

 

その結果、販売者や提供者であるこっちとしては自信のある教材や企画だったのに、顧客が成功していないから次に続かないわけです(もちろん、僕の実力不足も大きかった)。

 

 

例えば言えば、テレビゲームなんかもそうですよね。

 

どんなに高度なマーケティングを駆使したり、テレビCMをバンバン打っても、クソゲーはクソゲーw

 

クソゲーを買った人は、おそらく次は同じ会社からのゲームを買うのを控えるはずです。

(知っている人にしか伝わらないですが、聖剣伝説4の続編が出たときシリーズファンから不評を買いまくって、伝説のクソゲーと呼ばれてました。これぞまさに伝説)

 

 

自分が成功したり楽しかったりと満足すれば、「この人の教材(ゲーム)を買ったら成功できた(楽しかった)! 次も買おう」となるわけです。

 

単発で1発ドカンと売り抜く短期的なプロモーションだけをやるならまだしも、長い目でみたら、顧客の成功はとても大切な要素になります。

 

 

そして、顧客を成功させることが、結果的には自分のビジネスの長い繁栄につながるわけです。

 

なぜならば、顧客を成功させて満足させてあげられれば、リピートが生まれたり、口コミをしてくれたり、友達に紹介してくれるからです。

 

逆に言えば、厳しい言い方をすれば、顧客を成功させられなければ、そこにビジネスとして存在意義はありません。

 

むしろ、顧客の貴重なお金を無駄に使わせてしまったことから、存在としては悪とすらも言えます。

 

あなたのビジネスは顧客を成功させていますか?

TwitterやYouTubeを見ていると、

  • 自動で稼ぐのが正義
  • マーケティングは最高だ!
  • 経営者や起業家は働いてはいけない

などという主張をよく見かけます。

 

もちろん、それも正しいし否定するつもりはないのですが、一言言いたいのが、

 

 

「目の前のお客さんのこと、ちゃんと見えてますか?」

 

 

ということです。

 

 

マーケティングも仕組み化も起業家思考も大事です。

 

ただ、それに囚われて、大切な目の前の顧客のことをおろそかにしてはいけないと僕は思います。

 

逆にいえば・・・

 

マーケティング思考でビジネスを組み立て、仕組み化して、なおかつお客さんも成功している状態

 

もー、これぞ最強です笑

 

まさに、

  • お客さんが成功して、満足している
  • そして、リピートしてくれたり、口コミや紹介もしてくれる
  • その結果、自分も長期的に稼げるようになる!

こんな状態になったらほんとうに楽しいですよ。

 

僕は自分が稼ぐこともしっかりと追求するし、お客さんが成功することにも貢献できるようなコンテンツ作りをしていきます。

 

ぜひ、自分もお客さんも、どちちも成功し続けるようにビジネスをやっていきましょう。

 

それでは、本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

はやぶさでした。