本日はみんな大好き「おパンツ」とビジネスの売上との意外な関係性についてです。
はやぶさです。
さて、先日ですが、ふと思い立って通販で高級なメンズパンツを複数枚、大人買いしました。
どうでしょうか?
上の写真の2つは比較的シックで落ち着いたデザインですが、下2つの赤とピンクは結構などぎついデザインですね(女子ウケは悪そう)。
一応どこのブランドか説明しておくと、上の画像は黒のパンツはZimmerli(ヅィメリー)というスイスのブランド。
チャールズ皇太子やJ.F.ケネディなど、世界中のエグゼクティブ達が愛用していた世界最高級の下着ブランドと言われていて一枚なんと12,680円!
上の画像のグレーのパンツはSchiesser(シーサー)というドイツの老舗インナーウェアメーカーのカールハインツというモデルでお値段8,800円。※ちなみに、このパンツを履いてこの記事を書いてます笑
下の写真の派手な2つのパンツはgravevault という日本のブランドで一枚5,200円。キムタクがさんまさんにプレゼントしたとかで有名らしいです。
で、なんでこんな高いパンツを買ったのか?
ぶっちゃけ、パンツなんてある程度ちゃんとしたものであればなんだっていいじゃないですか?
有名なファッションブランドが販売しているパンツでもセールであれば3,000円台で買えるし、ユニクロやGUでもちゃんとしたデザインで質が高いものも売ってる。
僕は別にパンツマニアでもありませんし、普段から履いている2,000円ちょっとのパンツで十分満足してます。
さらに、結婚しているので女子に見せてモテに活かすために買ったわけでもありません。
誰に見せるわけでもないただの高いだけのパンツ。
コートやジャケットなど外から見えるものにお金をかけるならまだしも、あえてほぼ誰も見ないであろうパンツを買ったわけです。
「高いパンツ買うってコスパ悪くね? ユニクロでもちゃんとしたのあるし、もったいなくね?」と思われたかもしれません。
ただ実は、ここからが本題ですが「なぜ、特に必要性がなかった高級メンズパンツをわざわざ買ったのか?」と言うとちゃんと理由があるんですよね。
で、この理由がマーケティングをする人や情報発信ビジネスをする人にとってすごく重要となります。その理由が、
- マーケターは一流のものに触れて感性を養う必要があるから
- 現状維持マインドを壊して変化に強い自分になれるから
- 希少性のある行動が注目を呼び、最終的な売上につながるから
の3つなんです。
高級パンツとビジネスの売上は一体どういった関係性があるのか?
さっそく、それぞれ解説しましょう。
1:マーケターは一流に触れて感性を養わなければならないから
「一流のマーケターは一流のものに触れろ!」とはよく言われたもので、マーケターである以上、一流のものにサービスやコンテンツに触れる必要があります。
なぜなら、一流のものには一流なりの理由や存在感があり、一流のものに触れることで一流への感性が養われるから。
例えば、今回購入した中で一番高かったZimmerli(ヅィメリー)のパンツは箱からしてすごいです。
という感じで、パンツなのに中身が見えない!というパッケージになっていて重厚そうな感じになってます。
ちなみに、Schiesser(シーサー)のパッケージはこれ↓
箱の中にはブランドを紹介する20ページほどのパンフレットが入ってました。パンツを買ってパンフレットが入っていたなんてのははじめての体験で驚きでしたね笑。
という感じで、どちらのパンツも、よくある透明なケースや袋に入れられているわけではなく、パッケージを見ただけで一般的なパンツとは明らかに違う空気を感じるじゃないですか?
「一流の商品ってこういう細かいところにもこだわってるんだな」と、上手に言語化できなかったとしても自分の身で一流の空気や存在感を体感できるわけです。
僕自身「なんだか世界中のエグゼクティブに仲間入りした気分だぞっ」とか「履いているだけで誇らしい感じがするぞっ」という気分を味わうこともできました。
パンツという商品そのものを買うというよりも、その商品があるライフスタイルや感情の変化を買うといったイメージ。
これも自分で実際に体験しなければわからなかったことであり、一流のものに触れることで一流に対する感性がちょこっとだけでも養われました感覚があったのです。
なによりも一流のモノに触れていないと、一流の発信をしようと思っても自分自身が一流を知らない以上、一流のコンテンツを生み出すこともできなくなります。
実際、僕は今回、高級メンズパンツを買ってみて、パッケージの空気感やパッケージを空けた時の中身の配置など、その顧客体験は自分のビジネスでも応用できるところがあるなと感じました。
また、マーケターは一流に触れるのもいいですが、逆に大衆向けのコンテンツに触れるのも大事といえます。
なぜなら、大抵の人は大衆(もちろん、僕もそう)なので、そういった人達が普段接しているものに触れて、一般大衆の感覚を知っておく必要があるからです。
そもそも、人は比較対象がないとその良さを認識できません。
高いというのは他のものが低いから高いと感じ、美味しいというのは他のものが美味しくないという事実を体験しているからこそ美味しいと感じるわけです。
ビジネスがうまくいって稼げるようになったからといって、吉野家を使わなくなったりマクドナルドに行かなくなったりユニクロを卒業するのも違うということですね。
高いからといって忌避しない。安いからといって忌避しない。
積極的に「両極」に触れて大衆と一流の感覚の両方感じ取るといいです。
上も下も両方を体感することではじめて両者の違いを感じることができるし、一流と大衆向けコンテンツの両極端を行き来して体験するからこそ、マーケターとしての感性が養われます。
というわけで、1つ目の理由は「マーケターは一流のものに触れて感性を養う必要があるから」でした。
では、次です!
2:現状維持マインドを壊して変化の強い自分になれるから
2つ目の理由は、現状維持マインドを壊して変化の強い自分になれるからです。
というのも、僕は普段の自分ではやらないような行動を日頃から意識してやろうと思っていて、変化に強い状態の自分でい続けることをとても大事にしています。
変化に強い状態であるとどんな良いことがあるのか?
それは、チャンスをつかみやすくなるということです。
そもそも、チャンスというのはいつ何時やってくるかわかりません。ある日突然目の前にやってきて選択を迫ってくるものです。
例えば、僕自身、コピーライターになったのも、ある日メールBOXに急に届いた1通のメールがきっかけでした。
僕自身、普段から変化を受け入れるマインドで過ごしていたのでそのチャンスにうまく飛び乗ることができ、結果的に売上もあがりましたしビジネスのレベル感も相当高まりました。
これがもし、「いや、自分はコピーライターなんかやったことないし失敗するかもしれないし今のままでもいいや」となっていたら、チャンスを素通りしてしまい今の仕事はしていなかったわけです。
変化を拒む自分でいるとチャンスがやってきた時に行動がとれず、人生を大きく変化させることは難しくなり、その結果、現状維持に甘んじてしまうのです。
現状維持は衰退なので、常にいつでも変化できる自分であり続ける必要があります。
もちろん、今回の僕の場合は高級パンツを買うというお金を使った行動だったわけですが、なにもお金を使えばいいってわけではありません。
- 普段遊ばない人たちと遊んでみる
- 普段入らないお店に入ってみる
- 普段読まないジャンルの本を読んでみる
など、最初は小さくてもいいので、普段の自分じゃやらないような行動を積極的に起こすことで変化に強い自分になれます。
ぜひ、現状維持マインドをぶっ壊す意味でも、普段やらないような行動を心がけてみてください。
そうすれば、チャンスをつかめる自分に変わるはずです。
ということで、次が最後の理由です。
3:希少性のある行動が注目を呼び、最終的な売上につながるから
最後の理由がこちら。希少性のある行動は注目を浴びることができるからです。
正直、情報発信の裏側の戦略を見せる感じなのであまりブログでは言いたくないのですが笑、高級パンツを買うという珍しい行動をとることで、自分の発信に注目を集めたかったわけです。
というか、他2つの理由よりもこっちの理由のが強い。
ちょっと考えてもみてほしいのですが、たかがパンツ一枚に1万円以上かけてる人ってまわりになかなかいないと思います。
非効率の極みというか、わざわざ買う必要性なんて特にないわけですよ。だとしたら、これって珍しい行動であり変わった行動なわけです。
そして、変わった行動をしているから、そこには「面白い」と感じる人がでてきます。
珍しい体験、やばい体験してきたぜというほうがシンプルに面白いし、ちょっとでも見ちゃうじゃないですか?
実際、Twitterでパンツとビジネスの関係性という一見すると意味不明ツイートをしたら、フォロワー400人ちょっと(当時)にも関わらず結構な反応がありました。リツイートも7件もいただけましたね。
人がやらなさそうな珍しい行動をとってブログやTwitterなどで発信する。こうすると、
- 面白そうだから、発信を読んでもらえる
- 読んでもらえるから、どんな人なんだろう?と興味をもってもらえる
- 自分に興味をもってもらえるから、好きになってもらえる
- 好きになってもらえるから、商品やサービスを買ってもらえて売上につながる
もうすごいシンプルですよね。
もちろん、ノウハウや知識といった便利で役に立つ機能的な情報を発信することも大事です。
ただ、便利で機能的なだけの情報を発信していても埋もれるんですよ。
しかも、言ってみれば便利な情報って見てて楽しくはないんですね。稼げるらしいノウハウだけを発信している人がつまらないのと同じ。
さらに、便利で役に立つ情報というのはいずれ自然と広まっていくのて、結果的に希少性を失います。
今の時代は誰でも簡単に情報発信ができるので、いかに自分の発信に注目してもらえるか?といった注目の奪い合いになっています。
ライバルと同じような役に立つ情報を発信しているだけでは、その他大勢の発信者と差別化できないので注目を集めることができません。
注目が集まらないから、その後の商品/サービスの販売やアフィリエイトにもつなげることができません。
だからこそ、その他大勢とは違った角度からの発信や希少性があるような発信がより重要になっていくわけなんです。
とはいえ注意しなければならないこともあって、変な行動だけをやっても集まるのはただの注目だけであるってことです。
言ってみれば、注目を集めたいがために街中で叫んだとしても、ただの変人と思われて終わるのと同じこと。
注目を集めること自体も重要な要素ですが、注目を集めてからは興味・関心や尊敬の念を集める必要があります。
今回の高級パンツの例でいえば、「1万円超えの高いパンツ買っちゃいました!!」だけだと珍しい行動をしただけの人ですが、「高いパンツを買ったらビジネス的にこんなすごいことに気がつけました!」であれば、面白くかつ読んだ人の学びになり、その着眼点が鋭ければそれが尊敬にも変わりえるわけです。
面白いだけとか変な行動/珍しい行動はエンタメの域を出ないですが、そこから得た着想であったり新たな視点を発信していけばそれは立派な教育になり、発信者の求心力に繋がって、最終的には売上という目に見える形に変化します。
というわけで、3つ目の理由が「希少性のある行動が注目を呼び、最終的な売上につながるから」でした。
さぁみんな。一緒に高級パンツを買いましょう
今回の記事は「なぜ、高級メンズパンツを買うとビジネスの売上が上がるのか?」でした。
その理由がこちらの3つ。
- マーケターは一流のものに触れて感性を養う必要があるから
- 現状維持マインドを壊して変化に強い自分になれるから
- 希少性のある行動が注目を呼び、最終的な売上につながるから
経済合理性や効率、コスパだけを求めていても人を引きつけるコンテンツは生まれません。希少性や意外性、ここらへんを意識して発信すると突き抜けられる存在になれます。
ということで、ぜひあなたも情報発信ビジネスをするなら、
- 一流と大衆的なものの両極端に触れて、マーケターの感性を養う
- 現状維持マインドを壊して、チャンスを掴める自分であり続ける
- 人がやらないような経験や体験を経て、希少性のある発信をする
ことを意識してみてください^^
それでは、最後までご覧いただきありがとうございます。
というわけで、今後は一流のおパンツを履いて生活します。さぁみんな。一緒に高級パンツを買いましょう!